iPhone や アンドロイド スマホの水没
梅雨明けのころ、水没による動作不良のiPhoneやGoogle Pixel 、Xperiaが持ち込まれました。
一日に3件もの水没が持ち込まれることは当店にでは珍しいのですが、水没原因は様々で大きな災害があった
わけではないことに安堵いたします。全国で災害に遭われた方々には、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
スマホが何故水没するか?と思われる方も多いかと思います。
そのとおり、ここ最近発売されているスマホのほとんどは防水・防滴仕様、もしくは防水・防塵仕様になっています。しかしながら、私たちは決してそのように思っていません。なぜなら、音が出たり、声がマイクに拾われたりするからには、必ず空気の振動が伝わる部分があるからです。iPhone ですと、仮面に8~10個くらいの穴が開いていて、ネットが貼られています。このネットがあることで多少の防水性はあるかもしれませんが、あくまでもネットですから、水はジャージャーと入ります。アンドロイドスマホも同様な穴が存在します。これと似ているのが、電話で耳をあたれる部分のスピーカーです。わかりやすいですね。
ツワモノの中には、iPhoneを水中カメラ代わりに使われている方もいましたが、信じこんでいることは強く、その方は水没に至ってはいなかったことに私たちは驚きです。ほとんどの方が、雨の中で使ってしまったら・・・、湯船に落としたけど一瞬・・・、こんな方が多いです。その真偽はわかりませんが、きっと数秒くらい水につかった、もしくは水滴がついている程度という認識には間違いがないと思います。その結果、スマホの中はびしょぬれ、カメラの前には水滴だらけ、ということになってしますわけです。もちろん、液晶表示に異常が出たり、タッチが利かなくなることは多い症状です。
ここでお伝えしたいことの一つが、決して防水だと思わないでほしいということです。大切なスマホです。水滴から守ってあげてください。
もう一つは、もし、水につかってしまったりしたときの対処方法です。
スマホが動いたので大丈夫だと思ったといって、数日間使っているうちに異常が出てきたなんてことはよくある話で、水没時は兎にも角にも、一秒でも早く中を乾かすことが大切です。ネットを見ると、おコメの中に入れる?なんてことが書かれていたりしますが、あながち間違いとは言いません。が、電子機器ですので、さっさと中身を乾かす必要があります。夜間でどうしようもない時、朝まで応急処置としては仕方ないですね。本来してほしい応急対処としては、
1 電源を切る。これは絶対です。動くかを確認したい気持ちはわかりますが、強い心で電源を切りましょう。電源が入っていると、基板のicやコンデンサーなどの隙間に水滴が入り込み、ショートさせてしまいます。これで壊れてくるんですね。電気が流れていなければ、ショートの確率は激減するので、そのあとの復帰確立に大きく影響します。
2 水分をふき取り、ドライヤーなので温める。結構、熱くなるまでやってもらいたいのですが、壊さない程度にお願いします。
3 1秒でも早く修理店に持っていく。ちゃんとした修理店でしたら、バラバラに分解して、水分を取ってから、防湿材などで湿気対策をしてくれるはずです。当店だと、防湿庫とシリカゲルが山ほど入ったジップロックの中で一昼夜パーツに休んでもらって、組み立てるまでを水防処理として対応させていただいています。ジップロックにシリカゲルが1~2個入っているだけでは、正直、効果は少ないですね。この対応で、復帰率は6割は軽く超えています。ただ、液晶交換が必要になったり、Face IDがダメになったりと完全に治る確率はもっと低いですが、データを何とか移せるレベルとすると、7割越えと言ってもいいです。
これからの夏、海や川、プールといった水辺でのスマホ利用が増えてくるかと思います。水没処理は当店ならではの丁寧さで対応していますので、いざという時はご相談ください。
機種はiPhone Android アンドロイド Switch対応しています。スマホリペアサービス 長野若里店でお待ちしております。系列店の、長野川中島にあるiDock24 もよろしくお願いします。
にお伝えしますが、